導入事例
9万人のInstagramから“支援の仕組み化”へ。野生の狐と人の共存を進める──キツネフレンズ阪下伸二さんに聞く、FANTS導入の理由

Pickup Cteator
インタビューしたクリエイター
キツネフレンズ 代表
阪下伸二
ジャンル
趣味・ライフスタイル
活用シーン
課題・目的
この事例のまとめ
課題
SNS発信は広がったが「一回きりの応援」で終わり、継続的な支援につながりにくかった
フォロワーの多くが40代以上で、ブラウザ操作に不慣れで参加ハードルが高かった
オープンなSNSでは舞台裏や深い想いを共有しにくく、世界観を守った発信が難しかった
効果
FANTS専用アプリで動画・ライブ・チャットを一元化し、直感的に使える環境を実現
広告や外部情報が排除され、活動の世界観をそのまま反映できる安心の場を構築
伴走支援によりスムーズに立ち上げができ、共創型コミュニティへの成長を実感
兵庫・丹波篠山に暮らす野生のキツネ家族を発信してきた「キツネフレンズ」。Instagramでは9万人超のコミュニティが育ち、写真展や募金活動を通じて全国に応援が広がりました。次の一歩として“応援を継続的な支援に変える”ため、FANTSでオンラインコミュニティを立ち上げました。
情報発信のきっかけは、目の前で起きた交通事故

現在の活動内容とSNSでの発信方法を教えていただけますか?
阪下さん: もともとは会社員として全国を転勤しながら働いていました。名古屋に3年半ほど住んでいたことがあります。ただ、当時一緒に暮らしていたラブラドールが高齢になり、都会の狭い部屋で過ごさせるのはかわいそうだと感じました。 もっとのびのびと暮らさせたいと思い、仕事を辞めて地元・丹波篠山に戻ったんです。そこで介護をしながらフリーランスに転向しました。丹波篠山で暮らすようになって、どんなきっかけから野生動物との活動が始まったのでしょうか?
阪下さん: 地元に戻って間もなく、家の近くに1匹の子ギツネが姿を見せました。 特に印象的だったのは、その家族の母ギツネが交通事故に遭ってしまったんです。目の前でその出来事に直面し、「人と野生動物がどうすれば共存できるのか」を改めて強く考えるようになりました。田舎では動物が車に轢かれることも多く、「野生動物に気をつけましょう」という看板を立てたいと思いました。その際、多くのフォロワーさんから支援をいただき、実際に看板を設置する活動につながりました。まさにコミュニティの原点のような取り組みだったと思います。

最初はInstagramに写真を投稿する程度でしたが、やがて「キツネフレンズ」というアカウントを開設。コメントをいただいたら必ず返すようにしていたこともあり、交流が広がっていきました。1万人のフォロワーに到達するまで1年もかからなかったと思います。その後はYouTubeなどにも広がり、現在では国内外から多くの方がフォローしてくださっています。
それをきっかけに観察と撮影を続けていると、成長したその子ギツネがやがて家族を連れて訪れるようになった。気づけば世代を超えて姿を見せてくれる存在になり、SNSでの発信も自然と始まりました。
InstagramなどのSNSを活用した発信の中で意識しているポイントはありますか?
これは私自身のポリシーでもありますが、発信を続ける中で「偏らないこと」を強く意識しています。思想を押しつけたり誰かを否定するのではなく、あくまで「動物好きな人たちが安心して応援できる場所」を大切にしてきました。
無料発信の“限界”と、次の一歩

SNSでの発信は順調だったとのことですが、課題を感じた点は何でしょうか?
阪下さん: InstagramやYouTubeを通じて、多くの方とコメントやメッセージでやり取りをしてきました。フォロワーさんとつながれている実感もあり、反応も嬉しかったです。 ただ、それだけだとどうしても「一回きりの応援」で終わってしまうんです。次につながる継続的な関係づくりまではなかなか難しいと感じました。 特に私のフォロワーには40代以上の方が多く、ブラウザ経由での操作に戸惑う方も少なくありません。深い話や舞台裏の出来事などは、誰でも自由に見られるオープンな場ではなかなか伝えづらい、というのも大きな壁でした。 だからこそ、「本当に届けたい人にだけ、安心して想いを共有できる場所」が必要だと思うようになったんです。クローズドな環境であればこそ、お互いに“守られている感覚”が生まれ、特別なやり取りができます。
FANTSを選んだ理由は「アプリ完結」と「世界観の保持」「伴走サポート」
複数のサービスを比較検討されたと伺いましたが、最終的にFANTSを選ばれた決め手は何でしたか?
阪下さん: 他社の大手プラットフォームサービスも検討しましたが、結論FANTSさんを選んだのは一番使いやすかったからです。 他社さんのサービスだと広告や他コミュニティの情報が混在しており「自分たちだけの場所」という感覚が持ちにくかったんです。 一方でFANTSは、アプリひとつで完結できる点が大きな魅力でした。私のフォロワーの約8割は40代以上でして、これまでも「操作が難しい」という声が多く寄せられていましたが、アプリなら直感的に使える点が魅力的でした。 あとは、外部サイトへ飛ばずにライブ配信まで完結できるので、迷わず安心して利用していただけるポイントも魅力でした。 加えて、世界観を崩さない設計も重要でした。広告や余計な情報が差し込まれないので、自分の世界観をそのまま表現できると言うのは、発信者にとって大きな強みでした。 そして何より助かったのが、伴走型のサポートです。 初めてのコミュニティ立ち上げは分からないことばかりでしたが、担当の加藤さんが「どんなコンセプトがよいか」「どう打ち出すべきか」といった部分を具体的にアドバイスしてくれました。 ノウハウが外に出にくいクローズドな場だからこそ、一緒に考えながら進められる体制はとても心強かったです。立ち上げ時のサポートはいかがでしたか?
阪下さん: 企画設計や告知の打ち出しなど、担当の加藤さんが具体的に伴走してくれました。クローズドな場はノウハウが外に出にくいので、一緒に考えながら走れる体制は心強かったです。コミュニティローンチの施策と初動を教えてください。
阪下さん: コミュニティ「キツネフレンズの森」は 2025年5月16日 にオープンしまして。事前はInstagramストーリーズで毎日告知し、当日30名、10日後に44名まで増えました。
運営の工夫、みんなでつくる「小展」と、価格設計
コミュニティの価格設定はどのように決められたのでしょうか?
阪下さん: 最初は月額3,000円にしました。もちろん、1,000円くらいにすれば入りやすいと思います。でも「なんとなく入る」という感じだと、応援の意味が薄れてしまうと思って。ちゃんと応援したい、という気持ちを持って入ってほしかったのでこの金額にしました。 将来的には、特典や体験の内容によって段階を分けることも考えています。実際に運営してみて、どんな工夫をされていますか?
阪下さん: 特徴的なのは「みんなの小展」という企画です。メンバーが日常で撮った自然や動物の写真を気軽に投稿してくれる場で、私自身も「こんな見方があるんだ」と新しい発見があるんです。 InstagramなどのSNSだと発信する人が限られてしまったり、どうしても一方向のやり取りになりやすいですが、この企画では普段は見る専だった方も投稿してくれるようになって、いろんな視点が集まってきました。 まだ投稿数は多くないですが、これがもっと広がっていけば、オンラインのやり取りだけにとどまらず、実際にオフラインで共同の写真展を開催することもできるんじゃないかと感じています。その取り組みから、どんな手応えを感じていますか?
阪下さん: やっぱり投稿を通じて、これまでの「応援してくれる人」という関係から「一緒に作っていく仲間」という関係性に変わってきているのを実感します。 お金だけの支援だと「与える側・受け取る側」という関係になりがちですが、自分たちで作品や企画を出して共有してくれることで、共創のコミュニティになってきている。 支援が単なる金銭的なものではなく、一緒に新しい場をつくりあげる力に変わってきているのは、大きな成果だと思っています。 これから:100→300名へ。企業連携とチャリティを加速


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